イスラームの社会的側面

イスラームは社会の安定性を確実なものとするため、全個人の権利と義務を定める社会法を提供しています。その内のあるものは特殊なものでまたあるものは一般的なものですが、特殊なものは以下に挙げる通りです:

統治者の権利:

1-ムスリムは統治者がイスラームで禁じられていることを行わない限り、彼に服従する義務があります。至高のアッラーはこう仰いました:

-信仰する者たちよ、アッラーとその使徒と、あなた方の内の諸事を任された権威に従うのだ。,(クルアーン4:59)


2-ムスリムは統治者に対し、彼とその臣民を福利へと導いたり、あるいは彼に必要な事柄を思い起こさせることにつながるような類いの、親身かつよい形における誠実なアドバイスをすることが義務となります。アッラーは真の宗教を伝えるため、モーゼとその兄弟アーロンを暴君ファラオに遣わした時、こう仰いました:


-そして彼(ファラオ)に穏やかな言葉で話しかけよ。そうすれば彼は忠告を聴き入れ、畏怖の念を抱くかもしれない。,(クルアーン20:44)

またアッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)はこう言いました:

「宗教とは助言である。」私たちは言いました:「誰に対しての助言ですか?」(預言者は)言いました:「アッラーとその啓典と、その使徒、そしてムスリムの指導者たち及び一般の者たちに対する助言である。」(ムスリムの伝承)

3-災厄や苦難の際に、彼に反旗を翻したり見捨てたりせず、彼を援助すること。それは例えその統治者が、忠誠を誓っていない派閥や集団に属する者であったとしてもです。アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)はこう言っています:

「あなた方の諸事が全て一人の者に任されているというのに、あなた方を分裂させるか、あるいはあなた方の集団を分散させようとする者が現れたら、その者を殺すのだ。」(ムスリムの伝承)

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