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公共財産に関連するマナー

1709 2012/12/23 2024/12/12

イスラームには公共財産に関連して、守られるべきある種のマナーが存在します。その内の一つとして、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は公道や歩道を歩く時の作法に関してこう述べています:

「公道に座りこむのではない。」それで(教友たちは)言いました:「アッラーの使徒よ、話し合うための場所が他にないのです。」すると(預言者は)言いました:「やむを得ずそうするなら、公道での義務を守るのだ。」(教友たちは)言いました:「公道の義務とは何ですか、アッラーの使徒よ。」(預言者は)言いました:「視線を(様々な問題を及ぼす物事から)下げること、害悪の阻止、挨拶を返すこと、そして勧善懲悪である。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承)

また別の伝承ではこうあります:

「…そして惨めな境遇にある者を慰め、迷っている者を導いてやることである。」(アブー・ダーウードの伝承)

またムスリムは公道に配慮を払い、公共の物を損ねたりしてはなりません。アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:

「人々の呪いを買う二つの事から身を慎むのだ。」人々は言いました:「人々の呪いを買う二つの事とは何ですか、アッラーの使徒よ。」彼は答えました:「人通りのある道、そして人々が日差しから身を護るための物陰で用便をすることである。」(ムスリムの伝承)

また公共の場において、他人を害するような物を持ち運んだりしてもなりません。アッラーの使徒(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)は言いました:

「あなた方が私たちのモスクや市場を通る際に矢を持っている時には、その刃を手で押さえるのだ。それによってムスリムを傷つけることがないようにするためである。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承)

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